2016年3月12日土曜日

ずぅ~っと・・・いっしょ。

こんにちはぁ~。 昨日はどんな一日を過ごしましたか? 「東日本大震災」からまる5年が経ちました。 テレビを観ていて、津波で家や大切な家族を失った方々の現状や、復興に向けて懸命に活動している人たちの想い・・・など伝わってきました。 一日中ずっと放送していましたね。

亡くなられた人、行方不明者を合わせて約2万1千人って、テレビで言っていましたが、被災地ではまだまだ、ご遺体を探し続けていらっしゃる方もいます。 そんな方たちの胸の痛みや悲痛も受けとめてあげて、僕たちは少しだけでも、彼らや彼女らを癒してあげられたら良いですね。

被災者のインタビューで、「年々寂しさが増していく」って言っていた方がいて、「この悲しみは、心の傷に沁み込んでしまって、誰もぬぐってあげることは出来ないんだろうなぁ~」って思いました。

でも、その傷に薬を塗ってあげることは出来ますね。 こんな世の中だから、自分自身のことだけでも精一杯なのでしょうけど、少しは自分の欲を抑えてみて、その分「悲しみの中にいる人」や、今でも苦しんでる方たちを助けてあげられたら・・・と思います。
 
僕はそんなことをずぅ~っと考えていた一日でした。 昨日(3月11日)の14:46~47分までの1分間、黙とうをしました。 最初の30秒は目を開けて合掌して、残りの30秒はただ目をつぶっていました。

羽田空港のモノレール乗り場では、誰も黙とうしてませんので、ちょっと勇気を使いましたが、30秒はしっかり手を合わせました。 一昨日の日記にも書きましたが、ちょうど5年前、大地震の時は飛行機に乗っていました。

機内放送が入ったので、地震があったことは知らされました。 羽田に自分が乗った飛行機が着陸してから到着ロビーに向かうまでは、何も変わった様子はありませんでしたが、地上(自動ドアの向こう)ではパニック状態です。 結局、交通手段もなく、空港に一泊させてもらいました。

ラウンジで食べたことがあるパンやおにぎりが、いつもの10倍も美味しく感じました。 考えてみれば、5年も経つんですね。 今でも5年前と同じパターンで、飛行機を利用させていただいています。

被災地のことを考えていたら、 僕も亡くなった父のことと重ねてしまい、やはり「寂しい...」って言葉に出してしまっても良いのかなぁ~って気持ちに「一瞬だけ」ですが、なってしまいました。

今回の写真は、僕が一番大好きだった「愛猫」です。 体の毛はカットしたばかりです。 子猫の時から、いつも一緒でした。 彼(チンチラペルシャ・シルバー)は、お父さんが金賞、お母さんが銀賞の間に生まれたネコ。

みんな、自分が飼ってるペットは可愛いって言いますよね。 親バカみたいなものですが、彼の目はエメラルドグリーンで、みんなに「幸せをおすそ分けする」ネコでした。 いつも、大好きな物ばかりを沢山食べていたので、幸せだったから、 きっと溢れた分を、皆さんにあげていたんですね。

飼い主だけを癒してくれるペットが多い中、このネコだけは、ギネスに載るくらいの活躍はしてくれたんじゃないかな? 大袈裟ですみません。

子猫の時から、ジャンパーの中に入れてあげて、顔だけひょっこりと出させて、カンガルーの親子のように連れて歩きました。 目も大きいし、動かないのでぬいぐるみだと思った人もいるのでは・・・。

人を驚かせたり、注目を浴びているのが嬉しかったみたいです。 飛行機に乗せて日本全国、飛び回って旅をしたり、電車は、今の僕より乗っていました。

電車の網棚に猫の籠を乗せて、顔だけ覗かせて出していると、そのうち一人ずつ、ネコがいることに気付いていき、車両の中も、ほわ~んとした優しい雰囲気になります。

僕は少し離れたところから、そんな様子を観ていて、楽しんでいました。 彼は人前では絶対鳴かないネコだったんです。 上野動物園のパンダくらいの人気ものだったよ! もしかして、彼は網棚をステージだと思っていたのかな?

新幹線の中では、全席の人たちにお辞儀して歩くんです。 何か、一人ひとりに「ねぎらいの言葉」をかけてるようにも見えたし、励ましたり、ほほ笑んでいるみたいにも見えます。 ネコなのに信じられますか?

車両にいる皆さんが喜んでいるのをみて、車掌さんも一応、申し訳なさそうに「一応、籠に入れていただけますか」って言うんですが、2回目以降は注意することを諦めてしまいました。

卵焼きと、ケンタッキーチキン、シュークリーム、生クリームが大好きなネコでした。 皆さんのペットも、凄く大切にしてると思いますが、あんまり可愛がると、恋人が嫉妬しちゃいますから、ほどほどにしてくださいね。

これは、僕自身にも言えることなので、気を付けたいと思います。 結婚も出来なくなっちゃうね。 僕が今のところ「ずぅ~っと・・・いっしょ。」 って言えるのは、紹介した愛猫と亡くなった父のことです。

今、僕の周りでサポートしてくれてる人たちに 「ずっと、いっしょ。」って言うのは重いですよね。 恥ずかしいから、一生かかっても言わないです。

でも、「来るもの拒まず」「おサルさんは追わず」だから、相手が去っていかなければ、ずっと一緒にいられます。 たとえ、そばにいなくても、想いが消えない限り、心はずっとつながっていられます。

時々は、世界で起きている問題、悲惨な状況を知り、祈ったり励ましたりしましょ。 それから、有り難過ぎる生ぬるい状況を「確認し直す」ことも必要なのかな~って思いました。

さっ、今度はもう少し短く書きますね。 初めて会う、お店のお客様が、僕のブログを観て、「なんじゃ、これ~」ってビックリされていました。 ブログって、もっと簡単に書くようなものですもんね。

でも、書いているうちに「いろんな想い」がこみ上げてきます。 今度はエッチなことにしましょうか? それは、実際に肌で感じた方がいいのかなぁ~? 気持ちいィィ・・・ですよ~☆ あれっ?

じゃ、今日も素敵なウィークエンドを過ごしてください。(^_-)-☆